「あ、S字フックが足りない。家から出るのも面倒。……」
そう思った時、あなたならどうしますか?買いに行く?いえ、作りますよね。
普通なら100円均一ショップに走る場面ですが、3Dプリンターが家にあると選択肢が変わります。「買い物に出るのが億劫だし、着替えるのも面倒。この支度する時間でs字フックくらい作れんじゃね?いっそ作ってしまおう!」ということで、今回は究極の日常品、S字フックの制作記録をお届けします。
🛠️ 制作スペックと作業工程
まずは、今回の制作データのまとめです。
モデリングから出力完成まで、トータルで約1時間弱。100均へ往復する時間とガソリン代を考えれば、実は意外と合理的(?)かもしれません。
そしてこれができたものです。デン!

なかなかに見事な曲線美ではありませんか。そしてこの艶100均にはない光沢があります。
🎨 「たかがS字フック」に込めたこだわり
設計図のないものづくりだからこそ、自分のこだわりを詰め込みました。
1. 理想の曲線美
ただのフックではなく、空間に馴染むような滑らかなカーブを意識しました。家にあったs字フックからサイズを測定し、一般にあるものと遜色のない形を目指しました。
そして端部は汚ししないようにという願いを込めてしっかり面取りさせていただきました。このs字フックは端部に全てが宿っていると言われても過言ではありません。
2. 掛けたいものへのジャストサイズ
既製品はサイズが決まっていますが、今回は「この場所の、この太さのバーに掛けたい」という自分専用の寸法で設計。といってもフックの中心部分が多少伸びただけですが…
3. 必要最小限の個数
100均だと5個パックなどで余りがちですが、3Dプリンターなら「今欲しい1個」だけを召喚できます。そうエコ!
5個入りだとこうはなりません。あー買ってしまった、4個もあまった。この4個飾るにも使えないしなー。あー買わなければよかった。こんな気持ちにならずにすみます。
💪 実際に使ってみた!強度はどう?
完成後、さっそく実戦投入してみました。
最初は「プラスチック製だし、すぐに折れるかな?」と不安でしたが、案外重たいものを引っ掛けてもびくともしません。積層の向きを考慮してプリントすることで、日常使いには十分すぎる剛性を確保できました。
と、思って使ってましたがなぜステンレス性が多いのかをここで理解しなければなりません。なんも考えずにいつも通り使用していると1ヶ月たたずして破壊。フックの部分が破壊。
丁寧に扱えばよかったのですが、そんなの毎回考えないですよねーw
💡 結論:買ったほうが安いけれど、作ったほうが「楽しい」
正直なところ、材料費や電気代、作業時間を考慮すると、100均で買ったほうが「コスパ」は良いでしょう。5個入り買って4つ余っても次回に回せばいいんです。決して飾ろうとなんてかんがえなくていいんです。
しかし、
• 「自分の欲しいサイズをミリ単位で形にできる」
• 「何気ない日用品に愛着が持てる」
この体験こそが、3Dプリンターを持つ最大の魅力だと感じます.
まとめ
「買うほどではないけれど、あったら便利」なものが、その場ですぐに形になる。
3Dプリンターのある生活は、やっぱり面白いですね。次はもう少し複雑な形状や、100均には絶対に売っていない「特殊フック」に挑戦してみたいと思います!

