3Dプリンターでものづくりを始めると、必ず一度は通る道。
それは、**「これ、100均で買えるのでは……?」**という禁断の思考との戦いです。まぁこの戦い2度目ですけどね
前回作成したS字フックに続き、今回挑戦したのは「リモコン入れ」。
しかし、ただの入れ物を作るのでは面白くありま。せん。3Dプリンターならではの特殊形状にしたいそう思った結果思いついた「螺旋(らせん)形状」を取り入れた、こだわりの一品をご紹介します。
🛠️ 今回の制作データ
Fusion360を使ってモデリング。100均にはない「造形美」を意識しました。
デザインの葛藤:攻めるか、守るか
今回のデザインの肝は「螺旋(らせん)」です。

本当はもっとグワッと捻(ひね)りの効いた形状にしたかったのですが、3Dプリンター特有の**「オーバーハング(空中に浮いた部分の造形)」**が頭をよぎりました。
• 「あまり捻りすぎると、途中で崩れるかも……」
• 「サポート材なしで綺麗に仕上げたい」
そんな弱気(?)な計算が働き、今回は少し控えめなスパイラルに。
……が、いざ出力してみると驚くほど綺麗に積層されているではありませんか。「これならもっと攻めた形状でもいけたな」と、嬉しい後悔を感じるのも自作の醍醐味ですね。
⏳ 8時間の格闘で見えた「高さ」の壁
今回のプリント時間は、圧巻の8時間。

高さ120mmを超えてくると、やはり一筋縄ではいきません。
ここで得た今回の学び。
「3Dプリンターは、横(W)に広いものより、縦(H)に高いものの方が圧倒的に時間がかかる」
ヘッドが1層ごとに上昇し、長い距離を何度も往復する物理的な制約。これこそが「高さ」という壁の正体です。もしこれを商品化するなら、もっと肉抜きをして軽量化&スピードアップを図る「設計の効率化」が必要だと痛感しました。
💸 100均という「最強のライバル」について
実際に完成したリモコン入れを見て思うこと。
「100均で売ってそうなものを作るのは、やっぱりコスパが悪い!(笑)」
材料費、電気代、そして8時間というマシン稼働時間……。冷静に計算すれば、100円ショップの企業努力がいかに凄まじいかが身に染みてわかります。
でも、いいんです。
「どこにでも売っているもの」を、「どこにも売っていない自分だけの仕様」で生み出す。この8時間は、単なる収納ケースではなく、自分のスキルを磨くための贅沢な冒険なのです。
まとめ
8時間はなげぇ
次は、今回の反省を活かして**「サポート材を逆手に取った、100均では絶対に不可能な複雑形状」**に挑戦してみたいと思います。
あと、この作ったものの紹介兼ねて下に商品リンク貼っときます。よかったらどうぞ。
送料踏まえた価格になることを悪しからず


